02 アプリたち レビュー 教師の仕事術

OmniFocusについて 現状でのご紹介

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日刊よもやま話373

8月のはじめに次のような記事を書きました。

OmniFocusを使ってみたいWindowsユーザーですが・・・ 

そして、最後に「どうせそのうち「OmniFocus買いました」とかいうようなエントリーを書くことになるでしょう。」と結んでいます。

実を言うと、その翌日にOmniFocusを買っていました。やっぱりね、という声が聞こえそうです(^^)

使い始めて3週間ほどしますが、その間使っていての初心者としてのスタートを述べてみたいと思います。

 AppigoのTODO,Nozbe,Toodledo、そしてOmniFocus

私は三つのプロジェクト管理アプリを有料会員で試してきましたので、比較をすることができます。詳しい比較はここではしませんが、OmniFocusの印象としては、「エレガントで心地よい」、「でもどこかとげがある。」といったところでしょうか。

OmniFocusにはmac版しかないので、 Windowsユーザーはその噂だけを聞いて喉から手が出るほど試してみたい気分にさせられてきました。どのプラットフォームでも使えるよ、でもそのかわり値段は安いよ、という他の3つのアプリ。
mac版しかないよ。でも値段は高いよ。というOmniFocus。

ビジネスとしては一番目の方が良いのでしょうが、Omni社ではWindows版を作っていません。うちのすばらしい製品を使えるのがマックユーザーだけだ、という誇りのような価値を付加しようとしているのでしょう。ユーザーのほうも、少し高いお金を出してもmacuserだから使えるOmniFocusを使おう、ということになるのでしょう。OmniFocusは、そういう敷居の高さで他のアプリと一線を画しています。

ほかの3つのソフトがwebベースでも動くのに比べて、オムニフォーカスはwebベースではサービスがありません。syncさせるサーバーとMac版のソフト、 iPad 、 iPhone用のクライアントアプリがあるだけです。webベースではないのでとても心地よい速さです。Appigoのtodo、Nozbeにはクライアントがありますが、私が使っていた1年ほど前位のことではありますがとても挙動が遅かったことを思い出しています。近頃のバージョンでは改善されているかもしれません。しかし、どんなに機能がよくても、挙動が遅いとユーザーが離れてしまうので、最初からその辺を考慮すべきでした。

Toodledoには最初からWebベースが中心で、iPad、iPhoneアプリはありますが、PCアプリはありません。データを直接webにおいて、それを直接いじるということでPCとの同期の必要がないような設計です。「どうせ同期させるのだから、webベースでいじる必要がない」というOmniFocusと、「同期など必要ない、直接web上で操作をするのだ」というToodledoの設計思想の違いです。私はどちらも正しいと思います。四つのアプリの中で私の選択に残ったのはこの2つだけです。

OmniFocusにはタグという概念がありません。Toodledoもタグがあり、一つのタスクにいくつでも付けられます。このタグがないので最初は戸惑いました。しかし、Toodledoを使ってきた一年間を振り返ってみると、タグで検索した記憶がありません。入力した途端それが蓄積になっていき、過去の蓄積された膨大なデータの中から必要なものを見つけ出さないといけないevernoteのようなデータベースならばタグが必要ですが、おそらく未来のことだけを検索し、完了してしまえばほぼ見ることがないこの手のタスクの検索にはきっとタグはさほど必要ではないのかもしれません。

Nozbeには、ひとつのタスクにいくらでもコンテキストを割り振ることができます。これがかなり便利で、このタスクは職場でもするし、家でもする。電話にも関係しているなどという時その3つとも割り振ればいいのです。ところがオムニフォーカスにはそれがありません。ですから、タスクをさらに細分化し職場で行うタスク、家で行うタスクというようにさらにそのテキストにあった名称に分割します。よく考えてみたら、この方がデビットアレン氏のいうGTDの考え方に即しているかもしれません。

OmniFocusには、他の三つのアプリにない強力な機能があります

まず、「次にすること」です。これは他のアプリでは「ステータス」として自分で設定するようになっているのに対して、オムニフォーカスにおける「次にすること」は、まさに本当に次にすることになっているようです。すなわち、一つのプロジェクトの中にある複数のタスクで、順次進行型のプロジェクトで最初にするものから順番に現れてきます。並列進行中のプロジェクトでは、一番上に書いてあるものから順番に表示されて行きます。何も考えずにタスクを消すだけで次にすることが自動的に現れるのはとても気持ちの良いものです。

次に、レビューという概念がそなわっていることです。プロジェクトを作ったら、そのプロジェクトの進行状況を定期的にレビューする、というのがGTDの考え方ですが、OmniFocusにはその機能が最初からそなわっているのです。さすがにGTDの提唱者、デビッドアレン氏に監修してもらったというソフトだけのことはあります。

三つ目に、プロジェクトもコンテキストも、何階層でもつくることができる、ということです。これは他のアプリにはありません。Nozbeはプロジェクトの階層化ができませんし、Toodledoはお金を払ってやっと一階層つくることができます。AppigoのTodoは階層が作れます。大きなプロジェクトを動かすときとても便利です。しかしOmniFocusは二階層も三階層もつくれるのです。これは大きなプロジェクトを動かすときにはとても整理しやすく便利です。また、それだけでなくコンテキストも階層化できます。これも他の3つにはありません。「家」の中に「書斎」「食堂」などというコンテキストができるのです。

家の中に書斎、食堂をつくらなくても、それぞれ独立して作ればすむ話です。しかし階層化しておくと、「家ですること」のひとくくりでそれに属するすべてのコンテキストの中身を見ることができるのです。「家ですること」全体で見たり、「家ですることの中でも食堂ですること」にしぼってみたり、その見せ方を多種多様にできるというのがOmniFocusの良さのように思います。

 残念なこと1

 検索の保存の細やかさじゃToodledoに譲りますね。検索方法を保存できるということは「見せ方」を自分でつくれるということです。この手のプロジェクト管理アプリにおいて、検索を文字通り検索ととるか、見せ方のカスタマイズととるかで使い心地が随分ちがってきます。それができるのは4つのうちでToodledoとこのOmuniFocusだけです。

しかし、残念ながら検索の機能はToodledoにかないません。Toodledoは「データベース」といった趣ですから、ものすごく細かい条件を縦横につなげてさまざまな見せ方をしてくれるのです。「直前7日に終えた仕事は?」とか「今日やる仕事だけ」とか「明日やる仕事以外のすべてのこと」とか、すべての属性について=、≠、<、>、or, and などの検索が自由にかけられます。そしてそれらの検索方法を保存することができるのです。

OmniFocusにはパースペクティブという柔軟な「見せ方」ができる検索機能がありますが、Toodledoのようにスーパーではありません。「より大」とか「より後」「○と○の間あたり」とか「○かつ△」といった検索ができないからです。また、OmniFocusは、「今日すること」に絞って見せることがデフォルトではできません。もちろん「期限」というパースペクティブがあるので、今日することははっきりとわかるのですが、「明日すること」まで同時に表示してしまうのです。今日することだけを表示する、というのはToodledoには簡単でもOmniFocusには難しいことのようです。まだ私がそのパースペクティブをつくれないだけですが、デフォルトで「今日」という見せ方がはいっていないことは確かですが。

検索の保存について
この検索の保存はEvernoteにもあるので、これがあるのとないのとでは検索の効率にすごい差がでることはよくおわかりのことと思います。しかしNozbeもAppigoのTODOにもこの機能がなかったと思います。入力したタスクをさまざまに見せてくれる上で、この検索を「見せ方」としてとらえる保存の機能はとても重要です。

 残念なこと2

繰り返しの方法がざっくばらんすぎます。Toodledoのように「毎月第3水曜」とか「月最後の日」などといったことができません。これはいろんな方がいわれているのでもしかしたら改善されるかもしれませんが。

以上、現状でのOmniFocusに関する初心者のレポートでした。







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