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よもやま話35 そろそろデジタル日記つけ始めて10年になる

ちょうど10年前の2001年の3月。シグマリオン1をやっと手に入れて有頂天になっていたころ。

持ち運べる、ではなく「持ち歩ける」ワープロを手にれた嬉しさだった。

当時はすでにワープロ専用機はノートパソコンに駆逐され、さまざまなデジタル処理が便利になり始めた頃だったが、同時に専用機のあの軽快さへのあこがれは募るばかりだった。

シグマリオンはモバイル端末だが、PHSカードを入れて月々2000数百円の基本料を払うとネットに接続できる。私は、2ヶ月ほどで解約したが、モバイルネット環境がすぐそこまで近づいていることを予感した。実際はその後、PDA全盛が続く中でDocomoのi-modeが地道に力をつけ、最終的にモバイル環境は携帯へととって変わられることになるが、当時はまさか携帯でネットなど思いもよらない時代だった。

話を戻すと、シグマリオンではネットをやらなかったが、PCと同期できる、持ち歩けるモバイルワープロとして大きな力になった。

ActiveSyncを通してのPCとの同期はとてもよく、ケーブルで繋げるだけで全て終了してしまう、というのも魅力だった外で原稿を書き、自宅で推敲、完成させる、という昔から持っていた夢がかない、それはそれはさまざまな場所で、さまざまな文章を書き、仕事にプライベートに大活躍させたものだった。(今、ファストフード店で、Simplenoteを使って原稿を書いている。ケーブルに繋いだりする必要もなく、書いた途端にクラウド上で更新されている、そんな環境に10年したらなるなど考えもしなかった)
いつでも、どこでも、を手に入れたおかげで、これはもう根っからのライフロガーだった私は、行動記録をとるようになるのは必定。シグマリオンを手に入れた翌日から、まとまったデジタル日記が始まった。

そして、気づいたら今年の3月で10年をすぎていた。

今はライフログをEvernoteでとっており、週に1度、これを参照して「週記」にしている。

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