07 継続と積み重ね

八代亜紀展

更新日:

教師でありながらえをかく私は、歌手でありながら画家としても成功している八代亜紀さんの絵画展に行って見たかった。

教師でありながら絵を描きつづけることは意志さえあればさほど難しい事ではないが、教師でありながら画家である事は至難の技だ。
友人、知り合いに何人かそういう方がおられるが、いろいろな事と引き換えにしなければ二足の草鞋を履く事はできない。
どちらの世界でもきちんと認められなければ中途半端とみなされるし、単なる手慰みの域を出ていないとしか思われない。

画家の方に熱中して、本業のほうがアルバイト化している人もいるが、あまり感心できない。

だから、歌手として大成しながらなおかつ画家としても名声を博している八代亜紀さんの絵を見に行く事は自分にとってとても価値のあることだった。

もともと絵を描く事が好きで歌手をしながら絵を描き続けてこられたのだが、その辺りは私たちとさほど変わらない。

ところがすごい事に、本格的に絵を描き始め、フランスのル・サロンに出展するや気なや5年連続で入選し、永久会員となってしまう。
こうなってしまえば、もう誰が何と言おうと、画家である。
本物だ。

大歌手であり、れっきとした本物の画家、八代亜紀の絵を楽しみに見た。

技術は確かに素晴らしい。
しかし、絵自体から何かの感動を得るということはあまりなかった。
たしかにうまい。
でもル・サロンに入賞するほどの絵だろうか?
うまい事と、えとしてのよさとは少し違う。

しかし、その会場からは絵の良さから受ける感動と言うものを大きく超える感動を受けた。
一枚、一枚の絵からというより、そこににじみ出ている八代亜紀さんの生き方から受ける感動だ。
歌手という本業をおろそかにせずよくここまで描きつづけ、そして、サロンに入賞する事ができたものだ、という尊敬の念だ。

会場に「歌手であること、画家であること、女であること、すべて含めて八代亜紀です。」という八代亜紀さんの言葉が掲示してあった。
この言葉が心にずっと残っている。
自分に制限を設けず、やれることを一生懸命にやる、という前向きの言葉だ。

気持ち次第で「どっちもやれる」。どっちかしかやれないと思い込んでしまうのは、自分で制限を設けてしまっていることだ。
そんな気がした。

ところで、八代亜紀さんの絵は確かにうまいが、油というのは緻密に描くことと、ある程度の技があればうまく見えるように描くことができる。だから、絵を見たはじめは、本当はどの程度うまいのかはかりかねていた。

ところか、別セクションに掲示してあった素描、鉛筆画を見たとき、がんと頭を殴られたような衝撃を受けた。
すごい線だ。
あの線はなかなか描ける線じゃない。
相当に修練を積んだ本物の画家の線だと思った。

八代亜紀さんはすごい画家だと今更ながらに思って会場をでた。

私も帰ってからまた絵筆を持とう。







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