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メモの魔力を読んで④〜自分がもっとも喜ぶことは何か,ぶれない人生の軸を見つける方法

知的迷走日記保管庫

コーチングのブログにも書きましたが,私たちは目先の「したいこと」に踊らされがちです。

「筋トレしたい」ということと

「パンケーキ食べたい」ということとが同じレベルで頭の中に生まれます。

 

それらの中には,実は自分の奥底にある

「本当にやりたいこと」

「自分の幸せが最大化される人生上のミッション」

に直結するものが混ざっています。

しかし,目の前につるされたニンジンたちに隠され,私たちはもっともおいしそうなニンジンとか,もっとも近くにあるニンジンやなんかを食べようと右往左往してしまうのです。

 

これらの人参の中から、本当に自分の人生上のミッションに関わるものを見つけるためにはどうしたらいいのか。

それはに自分への質問を繰り返すことが最も効果的です。

自分への質問を繰り返す

「メモの魔力」の著者 前田さんは、自己分析を、徹底的に行なってきました。

就活の時には、巷に出ている自己分析の質問にかたっぱしから答え、1000問の質問、ノート30冊分に答えてきたそうです。

 

圧巻です。

それは、自分が持っている人生の軸を明らかにするためだったのです。

自分という人間が、どんな人間なのか、何を求め、何を喜ぶのか。

質問によってそれらが明らかになっていきます

そんの本の末尾に、そうして答えてきた質問が1000個掲載されています。

 

前田さんは今でも質問に答え続けていると聞いて、舌を巻きました。

前田さんは,本の中で,

「大切なことは自己分析に対する気持ちの強さ、エネルギーの量。強く途切れない熱量で、「自分を知る」「自分の意識を言語化する」というテーマと向き合い続けるということです。そのためには、シンプルに、まず一つでも多くの「自分を知るための問い」に答える、ということです。」

と書かれています。

コーチングのコーチの視点からは、それは実に正しいことだと思います。

質問に答える中で、言葉にしてこなかったこと、脳に汗かいてをなんとか言葉として紡ぎ出すことを通して、自分が本当に何を望んでいるのかが見えてくるのです。

セルフコーチングを続ける必要性

セルフコーチングを続けていくことは自分のミッションを明らかにするために大切なことです。

「達成の科学」のマイケル・ボルダックも、常に自分に質問をしていることを本の中で書いています。

「世界ナンバーワンの目標達成コーチ」と言われているボルダック氏も、常に自分への質問を欠かさないのです。

 

それは、質問によってはっきりした「人生のミッション」は、やりたいことと紐付けられた時、その達成は確実に行われるからです。

そんな「人生のミッション」を前田氏は、

「自分の人生の幸福度を最大化すること」

として「人生の勝算」という言い方をしています。

よい言葉だと思います。

コーチでにとっても大切なこと

自分への質問を繰り返すことは、私たちコーチにとっても必要不可欠なことです。

コーチの仕事は、人に質問をすることによって気づきを支援し、行動に結びつけることです。

よい質問をすることが全てと言っていいかもしれません。

そのために日々質問力を磨かねばならないのです。

 

そんなコーチにとって、前田氏のように自分に質問を繰り返すことは、質問力をあげることにつながります。

質問を繰り返すことで自分に向き合い続けているコーチ、1000問の質問に答え今でも答え続けているコーチには信頼も集まるでしょう。

まとめます

🍏ぶれない人生の軸、人生のミッション、人生の勝算、そういうものを見つけるには、セルフコーチングによる自分への質問が効果的です。

🍏 そんな質問を見つけるには、「メモの魔力」の末尾の1000万の質問に答えるのも良いでしょう。

🍏 コーチ Lyustyleも、これらの質問に答え続けて、質問力を上げていきます。

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コメント

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