045 フリーライティング

フリーライティングについての二つの面からの理解について

投稿日:2019年4月29日 更新日:

「フリーライティング」という言葉を最初に言いだしたのは誰でしょうか。

作文教育の ピーター・エルボウであるという人もいますし,

執筆やアートの世界で長い歴史を持っているという人もいます。

スピリチュアルな分野で言えば「自動筆記」というものも含めて考える人もいるようです。

作文のためのツールという視点

そして,何かを紡ぎだすという視点。

私の理解は後者に近いと言えます。

「作文」のハードルを下げるという視点からの理解

以前,「フリーライティングという極上の幸せ」

というエントリーを書きました。

フリーライティングという極上の幸せ

そこでは,Tak.さん

「フリーライティングの道具:Word Piece >>by Tak.」を紹介しています。

「フリーライティングは、何か文章を書こうとしてうまく書けないとき、あるいはそもそも何を書くべきかわからないときなどに使う手法で、内容のことは考えず文字通り「自由(フリー)」に、関係のありそうな文章を書き続ける。」

「一定時間手を止めずに頭に浮かんだことを書き続けること。書き終わった後で、「結果的に」書いてしまったことの中から使えるもの、意味あるものをピックアップして、加筆・編集」

「書くという「行為」と書かれる「内容」を分離することで、書くことに対するハードルを引き下げるということ」

いかに,書くことのハードルを下げるか,という視点からの論考であり,ここからアウトライナーとの相性についても言及されています。

 

「作文」の仕方という視点からのアプローチには,このような記事もあります。

「フリーライティング(Free Writing)」

「時間を決めて、とにかく書き続けるという練習です。それだけですが、彼によると書く力を高める効果的な練習方法です。」

とあり,練習方法も述べられています。

「-ノンストップで10分ぐらい書き続けること。

-書き始めるときに詰まってしまう(いわゆるWriter's block)問題を回避するためのテクニック。

-紙の上で、「話して」アイディアを膨らませ始めて、何が言いたいかを探るために、間違いを気にすることなく書き続けること。」

その目的としては,

「-レポートなどの課題をどうやって始めたらいいかわからないときに、とにかく始めるため

-書くためのアイディアを思いつくため

-自分が言いたいことについて考えるため

-書く自信をつけるため」

とあります。

ライティングのクラスで学んだといわれており,まさに作文をいかに行うかという視点で紹介されています。

思いを考えに昇華するという視点からの理解

私は,

「フリーライティングは、頭の中にあることを思考をすっ飛ばして指先からほとばしらせることで,言葉にならない「思い」を言葉として紡ぎだし,顕在意識化させることである」

と理解しています。

 

「心理学の世界」の中の「フリーライティングの魔法」という記事に,

「文法や句読点や文章構造を心配することなく、あるいは意味をなさないように、書面、ペン、または鉛筆を紙に保存するように促します。それはフリーライディングと呼ばれ、思考と創造のための最も強力なツールの1つです。」

とありますが,心理学的な視点からの手法のこちらの考えに近いと言えます。

 

また,gofujita さんのフリーライティングについて,倉下忠憲さん

「フリーライティングについての断章の中で紹介されているものがあります。

フリーライティングについての断章

残念ながら,リンク先が切れていますので,このページに掲載されたgofujita さんの考え方を引用します。

「フリーライティングで生活のアウトラインを育てる. August 8 2015

「そしてフリーライティングには、それ以上の機能があることも、たぶん広く知られている。それは、気づいていないことも含めた自分の頭の中にあることを、文章を書くことをとおしてはっきりさせながら考えを進める効果、と呼べばいいだろうか。」

これですね。

私の理解もこれに近いのです。

 

いろいろ考えるよりも先に指先から文字が紡ぎ出されてくる。

これにより思いもしなかったことがでてくる。

言葉に形を与える

私はコーチングのコーチをしています。

そこではクライアントに質問をすることによって,クライアントがすでに頭の中にもっている,しかしまだ形が与えられていない思いを言葉にするお手伝いをします。

 

思いだけでもやもやしているものが言葉を与えられることでかたちになっていく。

ライティングも同じなんですね。

 

頭にある考えを書くと、そこで縛られます。

すでに形が与えられているものだから,そこから広がることはあまりありません。

考えよりも先に指先から出てくることが、自分の中の何かを引き出す上で大切なのだと思います。

 

私のフリーライティングに関する理解は,

    • 作文のしかたとしてのフリーライティング
    • 「思い」を「考え」に昇華するためのフリーライティング

という二つの面からの理解ということが言えると思います。

瞑想に似ている

ところが,書いているうちに思考はどうしても介在します。

それにより,制限がかけられ,手が止まってしまいます。

 

しかし,フリーライティングに慣れていくとそのストップする時間が極限まで減っていくのではないか。

ペンが止まったとき,「ペンが止まっている。」「考えが出てこない」などその状況を書くというよく知られたルールもおそらくそのためにあるのでしょう。

つまり,思考を介在させない方向へもっていくということです。

 

これ,瞑想に似ていますよね。

雑念が生じたら,それを追いかけないで「雑念が生じた」と客観化してしまう。

こうやって,極限まで思考が削られたらライティングは、きっと思いもしなかった思考を生み出すのでしょう。

それがいいのだろうと思います。

 

今日は,フリーライティングをしているうちに,いつのまにか私はこんなことを書いていました。

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