09 挑戦し続ける

やなせたかしさんの初めての命日10月13日にあたり知っておきたいこと

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2018年10月13日はやなせたかしさんのはじめての命日です。

毎年やなせたかしさんの命日を迎えるにあたり、いつまでも確かめ続けたいことを書いておきます。

売れない作詞家やなせたかしさんのはじめてのヒット作

アンパンマンは、最初は大人向けの童話だった

初代アンパンマンは1969年に書かれました。

PHPで連載された大人の童話「12の真珠」の中の一編として書かれたのです。

この時のアンパンマンは「あんぱんを配る男」という意味合いでした。

どう見てもかっこいいとは言えない主人公が、お腹を空かせた子供達にあんぱんを配って回るお話です。

34歳で漫画家デビューをしたやなせさんがヒット作に恵まれない中で書いたお話でした。

今に続く永遠の名作「アンパンマン」へと続くDNAがここに生まれたと言えます。

挿絵を見ると、ヒーローの格好はしているものの、小太りで全くかっこいいとは言えない風貌。当時の「正義のヒーロー」へのアンチテーゼと見る専門家もいるようです。

壊した町のこともほったらかし、敵を倒すとマント一つ汚さずに帰っていく、困っている子供のところには現れない。

そんなヒーローは本当の正義の味方か、という気持ちですね。

そう言えば、私たちも小学生の頃、ウルトラマンが壊したあの町はどうなるのかな、と心配しながら友達と語り合っていたことを思い出します。

その頃の僕たちに必要だったのは、帰り道で上級生に待ち伏せされて叩かれそうになった時、田んぼに落ちて泥だらけになった時、何もしてないのに先生から間違われて叱られ立たされる時、そんな時に助けてくれる正義の味方でした。

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今に続くアンパンマンのスタートは?

今に続くアンパンマンの原型は、1973年に生まれました。

サンリオ出版から出された「アリスのさくらんぼ」に掲載された「飛べ!アンパンマン」です。

助けてもらうのは、売れない青年漫画家、名前はヤルセナカス。まさに自分を投影した姿です。

お腹を空かせて倒れている彼の前にアンパンマンが現れ、「さあ、俺のほっぺたを少しかじれよ、えんりょふるな。がぶっといけ。」というのです。

顔が半分になってしまってよたよたと去っていくアンパンマン。

本当の正義とは、自分が傷つかずにはなし得ない。それは献身と愛に他ならない。

だから、アンパンマンは、どっさりあんぱんを運んでくる人ではなく、自分自身をちぎって与えるヒーローなのです。

この時、幼児用にお話を簡単にするようにと止められたのですが、やなせたかしさんはを、幼児にはお話の本当のところはわかってしまうの」と言って拒みます。

確かに大人たちからはグロテスクだと行って不評でしたが、子供たちの反応は違ったのでした。

当時テレビ化の企画を立てたフレーベル館の専務の方は、こんな絵本が爆発的に売れるとは思っても見なかったと言われています。

ところが子供の幼稚園に行ってみると、ボロボロになるまで読まれたアンパンマンの絵本。

それまでテレビ化の企画を立てたのだそうです。やなせさん69歳の時でした。

アンパンマンのテレビアニメ放送開始は1988年。やなせたかしさんが69歳の時

1988年と言えば、日本は右肩上がりの幻想の真っただ中にありました。

ワープロ、パソコン、電子手帳など、次々にイノベーションの産物が登場し、未来に想いを馳せてワクワクしていた時代だと言えます。

そんな時代にも、困っている人もはたくさんいました。

アンパンマンは、そこへ飛んで行って自分の顔をちぎってパンを与えるのでした。

そして、最終回まで、変わらずに与え続けるのです。

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「困った時のやなせさん」とは

同世代の漫画家、手塚治虫さんたちが次々とヒット作を飛ばしていくのに、全くヒット作に恵まれなかったやなせさんは、頼まれるままに舞台美術やラジオの脚本などを次々に手がけていきます。

どれもうまくできたので頼りにされ、ついたあだ名が「困った時のやなせさん」だったのです。

インタビューの中で、やなせさんはその頃はとても寂しかったと述べています。

人から頼られ、求められる仕事をしていたのですが、自分が本業と考えている漫画家としては全く芽が出ないのです。

代表作に恵まれないと漫画家として認められない。そんな中での不遇な時代。

そこで蓄積してきたものがあったからこそ、そこで書かれた初代アンパンマンがのちに偉大な漫画になることになるのでしょう。

やなせたかしさんの大事にしていた「愛と勇気」とは

「正義は ある日 突然反転する。逆転しない正義は 献身と愛だ。目の前で餓死しそうな人がいるとすれば。その人に 一片のパンをあたえること”」

これはやなせたかしさんの言葉です。

従軍した時、自分の信じていた正義の軍隊が突然悪魔の軍隊に逆転する、そういう体験が大きくその後のやなせたかしさんの正義感を形作ります。

餓死しそうな人に、自分のものから一部を割いて譲る。

それこそ、正義だ、というのがやなせたかしさんの正義。

「愛と勇気だけが友達さ」の裏にはこの背景がありました。

未完。

続きます。

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