このブログにおいて日記は切っても切れない意味を持っています。

  • 30年近い継続、積み重ねという観点から。
  • 膨大な記録群から生み出される知的な活動や生産という観点から。
  • 過去の自分と再会し、止まっていたプロジェクトを再開するという忘却防止、再開装置としての観点から。
  • 書くことで、仕事とプライベートとのバランスを取るというライフデザインのハックという観点から。

日記を書くということと知的な生活を希求することとの間には上にあげたような様々な観点からの価値があるのです。

詳しくは下記記事参照。

また、日記が元になって生まれた生産物として、さらに日記を始めとした記録の価値について書いた著作があります。よろしければご覧ください。

25年前からのパソコン通信

このブログでもなんども言及していますが、デジタルで日記を書き始めた1988年から来年で30年。記録として今でも読める形で残っているのは1989年からですので来年で29年となります。

そんなに長い間、私は日記をデジタルで書くということを継続してきました。

なぜ、これだけ継続できているのか、ということについては他の記事に譲るとして、ここでは、気をつけてきたことを述べます。

それは、長い年月が経っても必ず読める、という形で残すという事です。いくら優れたソフトやデバイス、サービスがあっても、それがなくなれば消えて無くなってしまう、というのでは記録の蓄積になりません。

そのために行ってきた2つのことがあります。

テキストファイルでのこす

1つ目は、テキストファイルで残すということです。

今でも1989年に書いたデジタル日記を読めるのは、ひとえに全ての特別のフォーマットを省いたテキストファイルで保存しているからです。

前著「25年前からのパソコン通信」も、まさにその記録があったからこそ、それを利用して書くことができたのです。

1997年頃、わたしは初めてザウルスを買いました。その中に日記の機能があったので1年間買いてみました。

その結果、わたしのデジタル日記に1997年の1年間の日記は残っていません。

特別なプラットホームを利用してしまい、エクスポートすることができなかったからです。

当時のわたしは、最新デバイスであるザウルスは皮が永遠に続くものだという錯覚をしてしまったのです。

しかし,テキストファイルは時代に左右されません。ですから、わたしは必ず日記を始めとした記録はテキストで残すようにしています。

ひと月分ずつ印刷して本にしておく

2つ目は、その日記を1ヶ月分ずつ印刷して本にしておくということです。

今朝、昨日の日記を書き終わってから、3月分の日記を印刷、ファイルに綴じて本にしました。

これで3月分の日記が「現物」となったのです。

テキストファイルは強力で、時代を超えて読み続けることができます。おそらく100年後も読めるのではないかと思います。

 

でも、テキストファイルはあくまで電子的な記号でしかありません。クラウドも含め、あちこちに分散保存してあるとはいえ、どんなきっかけで削除されてしまうかわからないのです。

テキストファイル自体を読めない時代になっていくかもしれません。

だから印刷して、モノとしても残しているのです。

この件については、こちらの記事をご参照ください。

4年前の記事なので,本に行きつくまでのフローはかなり変わりましたが,コアは変わりません。テキストで残し,最終的にはWordに移して印刷。

これです。

 

これで、わたしの記録としての日記は適切に保存されれば今後200年くらいは残るのではないでしょうか。

 

そんなに残してどうすると言われそうですが、これは記録なのですから残す必要があると思っています。

昭和の終わりから21世紀の中ごろまでに生きた人間の生の記録です。将来社会学的な価値が生まれるかもしれません。

モノとして残しておく安心とともに、実際に手に触れてバラバラとページをめくる感覚というものも大事な要素です。

 

・・・と言っても、毎月確実に印刷できているわけではありません。

日記が十分に書けなかった月もあります。

その月は日記の完成を後日に譲り、印刷しないままにしています。そして何かの節目に,できなかった月の日記を完成させてから印刷するのです。

昨年の日記にはいくつかできなかった月がまだ残ったままになっていますので、年度の節目に少しずつ完成させて印刷しているところです。

 

書棚に並んだわたしの記録としての日記を時々取り出して眺めます。

昔 思いついたアイデアが現在では実現しているというようなことに出会ったら、自分を褒めてあげます。

昔やっていて、今ではそのことすらも忘れてしまったプロジェクトや勉強は、またやり直すきっかけになることもあります。

日記を書こうっと!

今日は、年度の始まりの日。

また新たな記録が生まれていくことでしょう。

本の紹介

25年前の海外生活,PC事情,メモや手帳のことなどについて書いてます。

「私のシドニー派遣教員日記」
現地の児童相手になんとか楽しい授業をしようとジタバタしたことが,今の自分をどのように作っているのか。




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