YouTubeは薬でもあり得でもあるという話です。

YouTubeを見るのは極上の時間です。YouTubeを見ることでさまざまなことに大きなモチベーションを得られることが多いのです。

Youtubeの薬

たとえば,私の場合,クリエイティブ関係で興味関心のあるDTM(音楽を作る)、カメラ、デジタルペインティングなどの分野で良いYouTubeを見たら、ぐんとモチベーションがあがります。

  • こんなテクニックがあったのか。
  • わからなかったことがわかったぞ。
  • すてきだなぁ。ぼくにもできそうだぞ。やってみよう。

そして,自分のクリエイティブな活動にすぐに取り入れることができます。

また,「しばらくやってなかったけど,またやってみよう」というように再開のきっかけになることもあります。

 

作曲などは、機材のセッティングをする必要があったり、楽器をだしてきて奏でる準備をしなければならなかったりで、いつもできるわけではありません。だからやりたいなと思っていてもつい遠ざかってしまいます。

でも、Youtubeで、すてきな曲を演奏し、レコーディングしている様子をみていると、よし、明日ちょっと時間があるから久しぶりにやってみるか、と思うこともあるのです。

 

それからもっといいことがあります。

どうしてもやり方がわからなかったことがわかるというよさです。

特に多いのは、ギターの弾き方です。

二十歳のころに初めて聞いたLarry CarltonのRoom335の超絶ギターソロ。

これにしびれて,あのフレーズはどのように指を動かして弾いているのか、どのフレットを押さえているのか、自分の弾き方と合っているのか。カセットテープを何度もカチャカチャと再生巻き戻しを繰り返して耳でコピーしながらひとつひとつの音を探して押さえてコピーしていました。

しかし,今では下のような動画を見れば一発です。夢のようです。

 

絵の描き方でも同じようなことがよくあります。

近頃よく見ているプロのイラストレーターさんです。すばらしい絵を描かれるのですが,その絵がどのように生まれ,育てられていくのか,思わず見とれてしまいます。

こんな精細なデザインはいったいどうやって発想するのだろうかと思い、その才能に驚き、自分の力のなさにうちひしがれるのですが、実はその表現の初期の段階では、白い紙にただ筆をくるくると動かしながら、少しずつイメージを探り、時間をかけていろんな形や色を試しながら徐々に形になっていく。その結果としてこのすごい絵があるのだ、ということを知ることが出来ます。決して天才的な発想だけではないのです。

Youtubeがなければ、神のような技術や発想の秘密がそのような地道な試行錯誤の組み合わせであったことなど知るよしもなかったでしょう。

 

そんなYoutubeです。

 

帰宅後,部屋の片づけをしながらとか,ストレッチをしながらなど,何かをしながらYoutubeを起動すると、いつも見ている動画から推測して、こんなのもあるよ、とおすすめを教えてくれることもあります。そこからまた驚くような出会いがある。そういう時間が,私はとても好きなのです。

YouTubeが自分の知的生活にとっての大いに薬になる側面です。

Youtubeの毒

ところが,それは,貴重な知的活動の時間を奪ってしまうことの裏表でもあります。

何度も経験したことですが、その極上の時間がいつの間にか1時間になり2時間になり。そうやって結局その日が終わってしまったと言う日があります。

また,これもよくあることですが,見事な筆裁きで美しい絵画が生み出されていることに見とれているうちに,なんだか自分がそれをやったかのような感覚になり,見ただけで満足してしまうこともあります。

自分では何にも生み出していないのに,さも自分がその技を身につけて絵を描き上げたかのような満足感を得てしまうのです。そうしたらもう,その日はおしまいです。気持ちよくおしまいです。

こういうところがYoutubeを見ることの「毒」の部分です。

だからといって、「こんなことをやっていては、私はだめになってしまう」などと思い、無理やり止めると言うようなことはしないようにしています。そこは折り合いをつけて、「今自分は心行くまでYouTubeが見たいのだな」と思って、そんな時間を楽しんでいる自分も受け入れるようにしています。

*

薬の側面と毒の側面。

清毒併せ飲んで、よりよい知的生活を送りたいものだと思います。

本の紹介

25年前の海外生活,PC事情,メモや手帳のことなどについて書いてます。

「私のシドニー派遣教員日記」
現地の児童相手になんとか楽しい授業をしようとジタバタしたことが,今の自分をどのように作っているのか。




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