08 日記をつける

倉下忠憲さんのブログで紹介していただいて、デジタル日記について改めて考える

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【レビュー】現在のデジタル日記の書き方 | 知的生活ネットワーク

上のデジタル日記の書き方についての記事が,この手の記事にしては400PVを二日も立たずにこえていたのでおかしいなと思っていたら,倉下さんのR-Styleで紹介してくださっていました。ありがとうございます。

R-style » Evernoteのデイリータスクリストを業務日誌にできないか

この中で倉下さんは,このように書かれています。

「ともかく記録だけは先にしておいて、それらを後から集めて、見やすいように修正しておく。

今までの自分には欠けていた視点でした。」

あ,そうだったんだ。考えてみたこともなかった。確かに私はそうしている。

「記録だけは先にしておいて,それらを後から集めて」日記を書く方法について

このような日記の書き方になったのは,思い返してみると,Twitterを開始した2009年からです。

2008年8月19日の「Twitter開始宣言」というTweetをもって,私のTwitterが始まりました。当時は「なうなう」言っていました。

しばらくしてTweetを見返してみると,いつのまにかライフログになっていることに気づきました。

そこでちゃんとログを取ろうと思って,非公開アカウントをつくり,アイデア,講演記録,読書ノート,行動,その他多くのことを携帯を開いてポチポチと未来の自分に向けてTweetし始めたのです。

まだiPhoneではありませんでしたが,携帯のTwetter入力サイトからがんがん打つことができていました。その中に「イマココ」という機能もあり,それで移動先のログをとることもできました。

これらを見返すと,見事に「日記」になっていました。「その場での記録」が積み重なり,行動の記録,アイデア,講演・読書記録,写真など,あらゆる活動の集積場になっていたのです。これらのTweetを全部まとめて印刷したら立派な日記ができあがります。

ただし,難しかったのは,すでに用途により使い分けていた複数のTwitterアカウントを統合して時系列にすることです。それをFriendFeedというFeedサービスが解決してくれることになりました。

Evernoteで完結することはない、私の情報入出力の方法 | 知的生活ネットワーク
私の場合、最終的にはFriendefeedに集めています。 なぜかというと、さまざまな場所への入力が、時間の経過に合わせてFriendefeedのTL上に表示されるからです。 あとはそれをコピーし ...

私の場合、最終的にはFriendefeedに集めています。 なぜかというと、さまざまな場所への入力が、時間の経過に合わせてFriendefeedのTL上に表示されるからです。あとはそれをコピーして日記としてととのえ、印刷するだけです。朝、何時に起きたのか、何を食べたのか、どんな仕事をしたのか、どんなことを考えたのか。これら生活に関することの中に、Touchwriterでとったメモの画像やBlogに投稿したことや読んだ本を登録したこと、Flickerに写真を投稿したことをを知らせるTwitterのつぶやき、Evernoteに書いた読んだ本の感想、アイデアなどが時間軸でまぎれこんで行きます。それが、最終的に日記として印刷するためにとても便利なのです。ぺらぺらとページをめくって発想を導き出す私の方法から言って、Evernoteが情報の終着駅になることはありえません。

それまで書き続けてきたデジタル日記を補強する形でTwitterのTweetを利用し始めたことがわかります。

当時,Evernoteと「大統合」したかったようですが,EvernoteはRSS出力できないということで,後から手作業で日記に貼り付けていました。

なぜRSS出力にこだわったかというと,「まとめられる」ということが一番大きいのですが,「MOMENTO]というアプリですべてのRSS出力で見返すことができるという点も大きなポイントでした。その日のTweet,ブログ,Flickr,Instagramなど,RSS出力できるものは,すべてその日のタイムラインで時系列に表示されているのを見ることができるのはとてもすばらしいことでした。

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昨日のMOMENTOの画面。 Flickrにあげた画像,Tweet,ブログのRSSなどが時系列に並んでいます。 美麗!

このあたりは,倉下さんの言う

「なんとなく、自分の場合は、「記録を残していけば、勝手に日誌(日記)になる」のが理想だと思っていましたし、実際理想ではあるのですが、」

というのに相当しそうです。この点については,私は別の記事でこのようにも書いています。

「Twitterやらブログやら、さまざまなものが一緒になり、その日の記録を形作ってくれています。これは昨日のカレンダーをのぞいたものですが、昨日アップしたこのブログのエントリーの上に、夕方食べてFlickrに飛ばしておいたサラダの写真が掲載されてます。こういうのが自動的に作られていき、あとからカレンダーで検索できるのがMOMENTOのいいところですね。デザインも見やすくて秀逸です。」

Evernoteによる毎日の記録と後からの検索をどのようにしているか ~質問にお応えして | 知的生活ネットワーク

その場記録をとるTwiiter,Postever。そしていつの間にかそれが集積されているしくみ。本当は,MOMENTOのような集積所にすべてを集め,それを全部コピペしてデジタル日記にはりつけて用が済めばそれでよかったのですが,Evernoteとの大統合問題がそれを阻みます。

結局,Postever,Twitter,Workflowyなどさまざまな形での行動や考えの「その場記録」,そして後からの手作業での集積という形で,2009年以来やってきています。

まとめ

おそらく、全てをWordにまとめ、月ごとに印刷して書棚に置く、という手法をとっていなかったら、TwitterやEvernoteなど、それぞれに自動的につくられた日記がいくつもできていたことと思います。

日記の入力や出力についてここまで力を尽くしてきて、それがいったい何になるのか。それはまた項を改めて書くよう準備中です。

It`s only diary bat like it.

参考 デジタル日記の歩み

1988年

PC9801用のデータベースソフト「Ninja」によるカード型での日報という形でデジタル日記開始

1989年

フォーマットを自由記述形式にし、初めてテキストとしてExportを試みた。この時のテキストとが今に残る最古のテキストとなった。これをしていなければ、その後に続くさまざまな入力が、媒体の変遷と共にそれぞれの中で消えていったことだろう。

1990年

パソコン通信でダウンロードしたオンラインソフト「不定長データベース Dbi」ですべての記録を取り始める。なんと,1レコードに1行でも数百行でも入るすごいデータベース。すべての生産物を一つのファイルで管理,検索できるようにしたい,という夢がかなった。論文や指導案など何十ページにも及ぶものもこれで書いていた。日本人学校3年間の全記録、仕事上の書類、日本のパソコン通信の掲示板に送り続けたレポートもこれでつくり、膨大な量となったがビクともしない強靭なデータベースだった。この3年間のデータベースから内容を汲み取り、本を一冊書くことができた。PC98からWindows環境への変更により、1996年にそれまでの記録をすべてテキストとしてExportしたおかげで,Dbiというソフトは使えなくなってもデータは今に残っている。

1997年

初のPDAザウルスを手に入れたため,そのカード型データベースで記録を取り始めたのが痛恨の失敗。これだけは出力できず,ザウルスが壊れてからは見ることができない。長いデジタル日記の歴史の中で,1997年分だけは残されていない。出力にこだわるのはこのため。

1998年

Wordで日記を書き始めた。当時初めてデジカメを買い,記録がテキストだけではなくなったため,写真も貼り付けられるようにWordにした。今に至る。

2001年3月

PDAのシグマリオンを買い,Wordアプリで記録を始める。これは今に続く入力革命だった。すなわちこれ以後「その場での記録」ができるようになったのだ。それはTwitterに引き継がれiPhoneでの様々なアプリからの入力に引き継がれ連綿と現在に至っている。現在の究極のその場ログはたすくま。

2009年

Twitterをはじめ,「記録だけは先にしておいて,それらを後から集めて(倉下氏)」日記を書くことを始める。







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