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この秋,かなり激務だった私を支えてくれた三つのアイテム

知的迷走日記保管庫

9月からこの方,本当に激務が続いた。昨年はこれまでの中で一番の状況だとおもっていたが,今年はさらに輪をかけて激務だった。

解決の糸口が自分以外にある課題が多く,自分の努力だとか単なるタイムマネジメントの問題ではないため,へたすると心が折れてしまってもおかしくないようなつなわたりの状況だった。

しかし,心がおれてしまうことなく,なんとか年末の休暇を迎えることができそうだ。それは3つのアイテムがあったからだと思う。

Taskchute

ともすれば焦って息があがろうとする私を,焦らない私にするために支えになってくれた。

今晩中になんとかこなさなければならない仕事があまりにも多いとき、それでも今日中にしなければならないとき、焦りのあまり息が上がり、動悸が激しくなり、一つ一つの行動がせわしなくなり、誤字が頻発するなど仕事の質が低下したり、未完成のままになっていることに気づかずに終わったと思い込んでしまったりで徒労感と焦燥感と不安に苛まれながらあたふたしているということになりがちだ。

しかし、それらをひとつひとつToodledoやWorkflowyに書き出し,Taskchuteで整理して時間を見積もってみると、いつ終わるとも知れなかった今日の仕事が、余裕を持ってやっても午前1時には終わることがわかると一気に焦燥感や不安は減る。

それらの仕事を完成度を保ちながら余裕を持ってひとつひとつこなしていっても、12時くらいにな終わるということはよくあることだ。

仕事の量とタイムマネージメントという問題については、ほぼ、このTaskchuteが私を助ける大きなアイテムとなってくれた。

しかし、世の中時間のやりくりだけしていれば良いという仕事はなかなかない。

人からのプレッシャーにより、どうして良いのかわからないというような事態になることの方が多いと言って良いかもしれない。クレームへの対応など外へからのプレッシャー、「これではダメだ。やり直して欲しい」など内からのプレッシャー。

こうしたことが重なると、そのために何から始めなければならないのかというタスク自体を自分で作らなければならないし、そのために要求されていることを精査しなければならないしで、その解決にどのくらい時間がかかるのかがら頭をよぎった途端、鼓動や呼吸が速くなり、焦燥感に苛まれる。

そのための方法であるGTDにおける「これは何か」を直ぐに始める必要があるのだが、そういう余裕すらもなくなってしまう。

 

そういうときに役立ったのが次のアイテム。

ケリー・マクゴナガル「まあ、まて。落ち着け」

ケリー・マクゴナガル教授ば,スタンフォード大学で 「意志力の科学」という講座を受け持っている。いつも超満員になる人気講座であり、先ごろその内容が出版されたので早速求めて読んだ。

スタンフォードの自分を変える教室

最初に書いてあった二つのことが私を助けることになった。それは「呼吸」と「瞑想」だ。

どうしたらいいかわからなくて、むやみに動き回ったり、焦燥感にあたふたして時間ばかりが過ぎたり、そんな中で脈拍が上がり、呼吸が速くなる。

そんなとき、わざと呼吸をゆっくりするのだ。1分間に数回のペースで、しっかり吐いてしまいしっかり入れ込む。このことが心臓の鼓動に変化をもたらし、集中できる心を作ってく。

やってみたら確かに効果があった。焦燥感のあまりに何をやったらいいかわからずに右往左往しているとき、「まあ、落ち着け」と自分に言い聞かせ、一旦座って息をゆっくり吐き出す。そしてゆっくり吸い上げる。これを繰り返している間にだんだ心が集中していくのが分かった

これは瞑想とも深い関係がある。瞑想もつまるところ呼吸なので、この二つを合わせて行うことは私にとって焦燥感、不安に、さいなまれてないるときにとても効果があった。

魔法の言葉は、「まあ、まて、まあ、落ち着け。」

この言葉を自分で自分に言い聞かせられるようになって、私はずいぶん救われた。

MindMap

三つ目はMindMap だ。

ninomiya

これを描くことで,幅広く考えを広げ、これから起こるであろう様々な事態の可能性を予見し、手を打つことができた

何か不安なとき、焦燥感にとらわれてどうしたらいいかわからないとき、私はこの秋たくさんのMindMap を描いた。

「何がそんなに不安なのか」そのように第三者の目でマップを描いていると、だんだん不安の種があぶり出されてくる。そうすると次はその解決策や回避策などが枝葉状に広がっていき、マップを書き終わる頃には不安も消え、しなければならないことやその段取りも明らかになるなどかなり良い結果が得られた。

また、不安要素の中には、この先何がどんな姿になって襲ってくるのかがわからないということもある。先が見えないことの不安だ。

この場合には、マップを描くことで、普通なら見えなかったことに気づき、事前に手を打つと言うことができた。

このように、マップは普段では得られない自分の考えとか想像などの広がりを促してくれる。自分の想像能力をさらに広げてくれるアイテムだ。

これら三つのアイテムがなかったら、先のことに重い煩わされ、心が折れてしまうようなことになっていないとも限らない。しかしおかげで,今のことに集中し、一つ一つのことをきちんと完成させながら潜り抜けられた。

現代はなかなか厳しい状況だ。その中でなんとか心を平静に保ちながら健康に一つ一つのことをくぐり抜けていくためには、個々が何らかのアイテムを持たなければ潰れてしまうだろう。、私の場合はこの三つのアイテムが助けてくれている。

 

そして,家族だ。

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