Flickrに、これから撮る写真は何で撮ったものであれすべてを預ける決心をして3年。
そこに「ある」という安心感は何者にも代えがたく、私は年間いくらかはらってProアカウントを取得している。
しかし、そこにあることはわかっているが、Flickrでその写真を見つけ出すのは至難の技だ。SetやClollectionなど、アルバムに入れておけばそれが浮きになり、比較的速く望んだ写真をみつけることができるが、ただアップロードしっぱなしの場合、どこにあったかを調べるには、ただ、organizeの画面で、下にベルトのようにずらずらと表示される小さなサムネールをにらみながら、ぐりぐりとスクロールしていくしかなかった。
ところが、昨日、写真をさがしにFlickrにいったら、「CamelaRoll Beta」というメニューがふえているではないか!これはもしや!
見てみると、なんと左側のペインに年や日付のバーが現れ、そこをクリックすると、その月に撮った写真がぞろぞろと表示されるのだ。
これだ!これ!
なんでこれがこれまでなかったのだ!
見える!見えるぞ!というくらいに、快適にブラウズできるようになっている。
人は、時間軸についての検索が得意だそうだ。「あれはあの時だったな」というような記憶からの検索だ。しかしFlickrの苦手だった部分だった。
それが今回ようやく実装された。「あの日、あの時」でピンポイントでその時にいくことができる。そしてその前後をずらずらとスクロールして写真を探すことができるようになった。
ようやくFlickrが「貯める」だけではなく「使える」サービスになった。