03 私のライブラリーをつくる

私がよって立つ10冊の本

更新日:

知的生産の技術とセンス 知の巨人・梅棹忠夫に学ぶ情報活用術 マイナビ新書

「知的生産の技術とセンス」をチリツモ読書でほんのすこしずつすこしずつ読み進めていますが、その中に次のような文がありました。

「依って立つ 1 0冊の本を常に手元に置いておく 、というのも一つの方法です 。社会情報学を学ぶ筆者は 、梅棹先生の 『知的生産の技術 』や 『文明の生態史観 』 (中公文庫 ) 、 『情報の文明学 』 (同 ) 、メディア論の大家マクル ーハンについて分かりやすく解説した 『今こそ読みたいマクル ーハン 』 (マイナビ新書 )といった本が 、今手元に常にある本となっています 。」

はたと考えさせられます。私の依って立つ10冊の本とはいったいなんだろうか。
そこで選んでみました。

まず図画工作科の研究を専門に行ってきた教師という点からいえば、これははずせません。

図画工作科指導要領

これが背景にあったうえで自分の論を組み立てないと、単なる自分の考えにすぎないことになってしまいます。

久保貞次郎美術教育論集

これは、もう60数年も前に書かれた本ですが、私の美術指導観の原点になっている本です。私の美術指導についての考え方はこの本にまさに依って立っています。

授業の腕をあげる 向山洋一

まだ20代の若い教師であった頃に出会った衝撃的な本。私の授業観、そして教師修行観を根底から変えさせられた本です。大なり小なり、当時の教師たちはなんらかの影響をうけているのではないでしょうか。
あまりにカリスマ的なので正面から語るのをいやがる人も多いのですが、そういうことも含めて大いに影響を与えられました。この本がきっかけになって作ったサークルはその後10年続けることができました。

知的生活の方法

これは、私の今の生活の土台を形作った本です。もう何度読み返したかわかりません。
そしてこのブログの成立の土台でもあります。

知的生活

その知的生活の方法のさらにまた、大本が、ハマトンの書いたこの「知的生活」です。
この本がなければ、「知的生活の方法」は生まれず、そして今の私もありませんでした。
全部を読めたわけではありませんが、ライフワークとして読み味わっていきたいと思う本です。

万葉集

和歌集数ある中で、わたしは私は万葉集が一番自分の心にピッタリくるのです。

巨勢山の
つらつら椿
つらつらに
見つつ思はな
巨勢の春野を

石(いわ)ばしる
垂水の上の さ蕨(わらび)の
萌え出づる春に
なりにけるかも

新しき
年の始めの 初春の
今日降る雪の
いや重(し)け 吉事(よごと)

春の苑(その)
紅にほふ 桃の花
下照る道に
出で立つ乙女

後世の様々な歌のルールに縛られない、原初の素朴な心がそのままこもっている感じがしてとてもピッタリくるのです。
時々めくっては、
日本人の心に立ち戻ります。

そういう意味で大事な本です。

寺田寅彦の著作

寺田寅彦という人の著作を読んでいるだけで幸せになります。
私の根本の土台にしている、知と情のバランスということを体現していた人です。物理学者にして、漱石門下の文学者。
そして絵も描きます。
この人が、アインシュタインのことをかいたエッセイの中で、アインシュタインは優れた物理学者だが、バイオリンの腕がプロ級で、バランスのとれた人だというようなことを書いているのを見ると、それは自分のことでしょう?とツッコミを入れたくなります。

アインシュタインは 「芸術から受けるような精神的幸福は他の方面からはとても得られないものだ 」と人に話したそうである 。ともかくも彼は芸術を馬鹿にしない種類の科学者である

かなりテヒニ ークの六ヶしいブラ ームスのものでも鮮やかに弾きこなすそうである 。技術ばかりでなくて相当な理解をもった芸術的の演奏が出来るらしい

寅彦は、アインシュタインの中に自分を見つけていたのだと思います。

自助論

西国立志編といえば、歴史を習った人は「 ああ!」と膝を打つのではないかと思います。
明治から昭和を作った日本の恩人達が、若い頃むさぼり読んで奮い立った本です。
これから打って出ようとする若い人には是非読んでほしい本です。
打って出ようとする気力も気概もなければ、そういう人にこそ読んでほしいです。
「 働いたら負けかな」などという人は、是非。

二宮翁夜話

日本人が大切にしてきた徳の心を改めて、自分の心に注入したいときによく開きます。
風呂に入っていて、水を手元に手繰り寄せようとすると水は私の体に跳ね返って向こうに行ってしまう。向こうに水をやると、水は向こうに反射して自分のところにやってくる。
まず人に。
それが皆が豊かになるための道だ、というようならお話が満載で、私にとって大切な本です。

さて、数えてみたら9冊。
あと一冊はどれにしようか。

追記 2014年12月13日 選びました

私がよって立つ10冊の本。10冊目 | 教師の知的生活ネットワーク
10冊目を選びました







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