200 教師と教育 若い教師のみなさんへの手紙

その2【教育現場の工夫】忘れ物をした子どもをしからないで済む「忘れ物カード」のふたつの秘密

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今晩は!Lyustyleです。

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そろそろひなまつり用の挿絵を描き始めました

さて、昨日書いた記事、
【教育現場の工夫】忘れ物をした子どもをしからないで済む「忘れ物カード」 | 教師の知的生活ネットワーク

が結構読んでいただけた上、tsyama 様よりお褒めのコメントまでいただいたので、今日はさらにその隠された秘密を書いてみたいと思います。

 

秘密1 忘れ物は消せる!

いったん忘れ物カードに記録された忘れ物。

実は、抹消することができるのです。つまりなかったことにでき、忘れ物としてのカウントを減らせるのです。

wasure3

それはあとからリカバリーすればOKのもの。

たとえば、宿題。

その日に忘れても、翌日持って来れば、私が取り消し線で抹消してあげます。

たとえば、ノート。

私のクラスでは、ノートを忘れたら私から紙を1枚もらってノート替わりにし、家に帰ってノートに貼るか転記するかします。そうしてはったり転記したりしたノートを持ってきて私に見せれば、ノートの記録は抹消されるのです。

こうして、忘れても挽回する機会がつくってありました。

でも、教科書のようなものはだめ。記録に残り続けます。

私のクラスには、ほぼカード全面に書き込まれた忘れ物を次々にリカバリーして抹消していき、学期の終わりには「忘れ物はありませんでした!」と胸を張っていた子どもがいましたよ。

 

秘密2 「○月はここまで」というおそろしいルールがある!

忘れ物カードの写真の左上に、「2月はここまで」という気になる線がひいてあります。

wasure2

これは、「何ぼ何でもここまでわすれたら気が済むやろ!」という線です。

いわば、仏の顔も三度までというおそろしい境界線。

この境界線を越えたらいったいどうなるか。

それは忘れ物カードの一番下にルールとして書いてあります。

 

これです!

wasure4

 

そう、この線を越えて忘れた子供は「かみつかれる」のです。

ガブッと・・。

 

もちろんウソですよ。

子どもたちと私との間でだけ許される魔法の言葉です。

 

境界線を越えた子供は「かみるかれるよぅ・・・・・」といいながら「どんなふうにかみつかれるんだろう」という顔をしてわくわくしながら並びます。

私は、手のひらを蛇の口の形にして、くねくねとさせて「かぷっ!」と頭をつかんでやります。それで終わり。

 

子供は「かみつかれた~」と言って席に戻りますが、内心は「これ以上わすれんどこう」と思ってくれていたでしょう。(そう思いたい)

子供たちは私から(私の手から)かみつかれないように、秘密1のルール「忘れ物は消せる!」を何とか適用し、許された境界線までいかないように必死にリカバリーして忘れ物を減らすのでした。

(中には、かぷっとやってもらいたくて減らさない子もいましたけど)

 

まあ、このようにして私は学級の生活のいろんなところに「リカバリー」や「リセット」を仕組んでました。

みんなやりなおせるのです。やりなおしたいと思っているんです。







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