200 教師と教育

2学期終了! 通知表づくりの秘密②

更新日:

 2学期が終わりました。

 どうでしょうか。お子さんは、先生たちの思いがたくさん込められた通知表を持って帰ってきたでしょうか。

 「Aがへった、ふえた」ということで喜んだり残念がったりする時間のほんの一瞬を、その通知表の1枚を作るのにどれだけ心をこめてくれたのかな、と思いをはせていただければ幸いです。

 さて、今日は、通知表づくりの秘密第2弾。

Aをつけておこられた話

 初任の頃は、通信簿にAとかBを押すことに対してものすごくおそれをもっていたことを覚えています。

 ひとさまの評価をするということへの畏れもありましたし、通信簿貰った親御さんが見て、なんでだと怒られやしないかとビクビクしていたということもありました。

 1度だけ怒られたことがあります。

 体育でAをつけていたら、体育にAをつけるくらいならなんで算数科国語にAをつけないのか、と電話でおこられたのです。

 当時はこまめに記録を残していて自信をもって評価のスタンプを押せるようになっていたので、その内容をもとに丁寧に保護者に説明をしました。

 「こうこう、こうだからAをつけました。」と。

 Aなのに、そのことを説明しなければならない。おかしな話だなあと思いながら。

 しかし納得してもらえず電話をがちゃんと切られました。

 Aをもらってきれられる、というおかしなおかしな体験です。

  

 しかし、これには後日談があって、3学期はその子の体育はBにさがりました。かわりに国語と算数がAにあがりました。

 2学期のその保護者の希望通りになったのです。

 ところが午後、その保護者から電話があり、ものすごい剣幕でおこられました。

 「2学期に私が言ったとおりに成績をつけた!私が2学期にクレームをつけたからだ。なんという教師だ。クレームをつけられたからといってその通りにつけるなんて!信用出来ない!」

 「いや。ちがうんです。」

 また私は手帳をもとに、なぜAであり、Bであるのかをこまかに説明しました。

 今回も納得してもらえず、「先生のことは信用出来ない」といわれてガチャンときられました。

 そのままその保護者とは会うこともなく私は異動しました。

 もう20数年も前のことになります

  

 保護者にはいろんな思いがあるのだな、とその時思いましたが、今思えばまた違った感慨があります。

 何か心が不安定な時期だったのではないか、とか

 コミュニケーションを、人を攻撃することでしかうまくとれない方ではなかったか、とか

 私への不満がずっとくすぶっていて、このときにがんとでてきたのではなかったか、とか・・・

 

 子どもは保護者のそんな不満などどこ吹く風で、私とはとてもいい関係であったことが今でもよかったなと思っています。

 教師は、そういう経験を積み重ねながら通知表、通信簿、あゆみ、呼び方はいろいろとありますが、大事に大事につくっているというお話でした。

 

冬の街灯
大濠公園の街灯

大濠公園の街灯です。

冬の夕方、撮影しました。街灯の写真を撮るのが好きで、街を歩くときは上を見ながら歩いています。

結構いわれがあるもので、「1975年の博覧会開催の時の会場の街灯をもってきたもの」とかの説明があると、街灯の旅路に思いをはせるのです。







メルマガ「知的迷走通信」

登録

「知的ジタバタ日記」「あなたの背中をおすトピック」「Lyustyleの目からウロコ」など,週3~4回,朝7時に発信します。
皆さんと一緒に楽しく成長できたらと思っています。

lyustyle
無料です。解除も自由です。下のリンクよりご登録ください。Lyustyleの設置した安全なページです。


登録するとすぐに第1回目のメールが届き,その後,3回ベーシックコンテンツが届きます。

Lyustyleメルマガ「知的迷走通信」

Lyustyleの本

kindleで読める電子書籍を書いています。2017年6月現在2冊の本を出しています。


 


現在,教育ちゃんねるで連載している記事から,3冊目の本を出版予定です。


 



よろしければ、購読の登録をしていただければ幸いです。


follow us in feedly

にほんブログ村 PC家電ブログ デジモノ・ガジェットへ

にほんブログ村


-200 教師と教育
-,

Copyright© 知的生活ネットワーク , 2017 All Rights Reserved.